Note 3 / Deliverables
作ってきたもの
これまで作ってきた成果物について、備忘録を兼ねてリストアップしています。[2021頃にまとめたので古いです]
- 会社やプロジェクトによって名称や役職・フェーズ・スコープが違います。
- 開発規模・開発人数・期間によって、削られてしまうものも多いです。
UXデザイン成果物:PM・BD領域
プロジェクト立ち上げ・運営など
プロジェクト概要
事業戦略に関わる情報資料を内外に向けて作成。プロジェクト背景を共有し、現在のユーザーやサービスの状況を共有する。業界データ・カオスマップ、他社の調査資料を使って、どんな状況にしていきたいか、展望を共有する。
- プロジェクト背景 / 事業計画書 / 競合分析レポート / ステークホルダー情報 / プロジェクトルール / コミュニケーション計画
プロダクトビジョン
製品やサービスのビジョン(目的と方向性)を決める。「なぜこのプロダクトが存在するのか」「ユーザーにとってどんな価値を提供するのか」が含まれる。ビジョンがしっかりしていれば、プロジェクトが軸を失わずに進行できる。
- 長期的ロードマップ / 短期的ロードマップ
コンセプト設計
コンセプトについては、プロダクトオーナーか、コンセプトデザイナーが方向性を単独で決めることがある。PdM次第でコンセプト設計をメンバーでも実施することがある。どんなサービスや製品にしたいかという合意・方向性を決めておく。
- コンセプト設計書 / アイデア発散・収束の場でアイデアを収集することもある
UXデザイン・リサーチ成果物:HCD領域
並行して進むこともあり、どんな組み合わせもありうる。順番も前後することがある。
アイデア発散・収束
意見を尊重し合える関係性を保ち、色々な経験や視点を持った人とアイデア出しをしたり、会話をしながらプロジェクトのアイデアを出す。心理的安全性を保つため、一人ずつ話したり、メンバーの関係性を利用してアイデアを増やしていく。
- 会議を円滑に進めるファシリテーターにはさまざまなスキルが求められる / 発散・収束・発散の会議を何度か繰り返すことが多い
ユーザーの明確化
どのようなユーザーに向けたプロダクトであるのかを明確にすることが不可欠。ユーザーリサーチを通じてターゲット層のニーズ、ペインポイント、行動特性などを理解し、UXデザインや機能設計に反映させる。
- ターゲットユーザー情報 / ペルソナ / 顧客分析資料
ユーザー体験目標の設定
どんな体験をユーザーに提供したいかを具体的に設定する。エモーショナルな目標(例:信頼できる、楽しい)や、タスク目標(例:簡単に操作できる、短時間で完了する)などの行動が含まれる。
- カスタマージャーニーマップ(体験の全体) / ユーザーシナリオ(あるシーンや体験の一部の詳細)
事業目標との整合性
ユーザー体験を重視するだけでなく、事業の収益性や成長目標とも一致することを確認する。UX戦略が事業目標と連携していることで、ユーザーと企業の双方にとって価値のある体験を設計できる。
- バリュープロポジションキャンバス
ユーザーを見つける
既存のDBや顧客管理システム(CRM)を使い、ユーザー属性(年齢、居住地、購入履歴など)に基づいて対象者を抽出する。専門サーベイや調査会社を利用したアンケートを使ってリクルート。調査環境に行き、実際にみてリクルートすることもある。
- ユーザーリスト
インタビュー(KA法)
ユーザーを選定後、インタビューを実施。ユーザーの属性をもとに、インタビュー設計を行う。かなり時間がかかるので大変な作業だが、最近AIが出てきて、やりやすくなっている。
- インタビュー設計(シナリオ) / インタビュー実施(インタビュアー) / 結果をKA法で分析 / インサイトを得る
フィールド調査
ユーザーの実際の利用環境や行動の理解をするために実施。ユーザーの実際の生活環境や職場を観察し、ユーザーがどのように製品やサービスを使用しているかを把握する。ユーザーの普段の環境で、意識しない行動も把握する。
- 観察ノート / エスノグラフィーノート
そのほか
定量的な大規模アンケートや、クリックトラッキングなどをリサーチで実施することもありますが、社内アプリではあまり経験がありません。
UIUXデザイン開発・リリース
ビジュアルデザイナーさんを中心とした成果物。クラウド環境は、興味があり実践。
デザインシステム
目的別に、デザインルールの策定・デザイン仕様などを決める資料。UI一覧を作成したり、プロダクト開発に必要なコードが含まれることもある。ビジュアルデザイナーと一緒に更新する。
- スタイルガイド / コンポーネント一覧 / フォントルール / アイコンやUIの整理 / アニメーションルール
ワイヤーフレーム
アプリやWebを作成するときに、画面に占めるコンテンツの量や、デザイン、ボタンの位置、操作感などをイメージするために作成する。色々なレベルがあるが、叩き台として作り、だんだん育てていく方法もある。提供して欲しい内容・レベルは明確にすることが大事。
プロトタイプ
最近はFigmaを使って作成する。アプリとして完成に近いもの。クリッカブルで、操作感を高めたもの。高コストなのでバージョンを変えて完成品になることがある。
- テスト環境 / 本番環境 / テスト用のユーザーフロー
Azure
Webアプリ開発でデプロイ作業を実施。以前は開発環境を整えるのに1週間ほどかかったが、VS Codeが発達し、非常に連携しやすくなった。もう少し学んで、DBやAIなどを使いこなせるようになりたかったが、製品開発の現場は非常に展開が早いので、プロジェクト外で個人的に勉強する余裕を持ちたい。
AWS
AzureよりAWSの方が資料がずっと丁寧で衝撃を受けた。わかりやすい資料が広まるのも当然だなと思う反面、誰もクラウドとしてどっちがベストとは言い切れない製品。この二つのクラウドに関しては、個人的に複雑な思い出がある。
ツールや環境
プロジェクトや企業により使うツールが違うので、それぞれに合ったツールを使う。だいたい最近はどこも似たようなツールを採用していると思われる。しかしツールの進化がとても早いので、ついていかなくてはいけない。一方で、ツール専用のAIがデザイナーのUI上の悩みを解決してくれるようになってきている。
- Figma / Miro / SharePoint / Teams / Slack / Notion / Confluence
専門家評価
適宜受ける評価。最後になることもある。倫理的、技術的問題がないか。サービス要件を満たしているか。ユーザーのペインを満たしているか。プロダクトが使いやすいかどうかを確認し、改善点を見つけるためユーザーの操作や困難点を確認し、UIの改善ポイントを特定する。フィードバックを、開発チームに戻す。
- アクセシビリティテスト / ユーザーテストシナリオ / ヒューリスティック調査 / ユーザビリティテスト / エキスパートレビュー